社業は成長したものの後継者である息子に
経営を託すには大きな不安が・・・
情報共有しやすい職場づくりと
明確なルールで社長個別判断を軽減
『事業承継対策 親族内承継』
建設電気工事業 社歴50年 社員25名 社長78歳 後継者45歳
創業して50年。事業は成長しましたが、後継者候補である息子に経営を委ねるには不安が大きく、しかしながら自分の年齢を考えると時間がない。早期に実行できる解決策をYBC総研に相談しました。
さっそくYBC総研は職場に入り、社員の声を吸い上げ、職場で起きている課題を発掘。社員と後継者である息子が一緒になって課題を共有し、優先順位をつけて明確なルールづくりを積極的にし始めました。机のレイアウト変更の指導が入り、一気に社内の情報共有がスムーズになり、社員同士の連携も生まれました。仕事の効率も格段に上がりました。以前は経営者である私が細かいことまで判断、決断する場面が多かったことも、今では社員らが横の連携で事案を経営者に提案し、決断を促し、解決できるまでになりました。また、今まで定例的に使用していた遠隔地の倉庫も解約し、社内の敷地を工夫することで在庫削減を社員自らが実現し、大きな成果も出しました。これまで散々社内で話し合っても解決しなかったことが、この短期間で解決できたのはYBC総研が実際に現場に入って社員と息子との信頼関係を築き、自信を持たせてくれたおかげです。事業のバトンタッチを決心することができました。
組織管理が機能せず利益がダダ漏れ状態
現場の声を元に管理体制を見直し利益体質に
『経営課題の顕在化』
建築設備業 社歴75年、従業員50名・パート20名
昭和15年に創業。職人を集めて始めた建設設備業が、時代の流れに乗り事業を拡大してきました。社員数も増えたため組織体制を整えようと管理職を設けましたが、実際にはその管理職が機能せず、部署間の溝だけができてしまいました。利益率は低下し、その原因すら追及できず、現場でいったい何が起きているのか把握することさえ困難な状態に陥り、経営者として迅速な決断ができなくなりました。
漠然とした不安をYBC総研に相談したところ、若手社員を選抜し、管理体制の見直し、経営課題に優先順位をつけ、社員自ら解決させるという試みが提案されました。組織を横断した社長任命のプロジェクトを発足。すると、若手社員の士気が高まり、生き生きと会社の課題に取り組み始めました。YBC総研は、社員の「根性」ではなく「利益に対する意識」に重きをおいて指導をしてくれました。おかげで社員の利益に対する感覚が身につき、利益体質の会社に転換できました。
業績悪化に伴い資金繰りばかりに頭を悩ませる
融資関係を一括相談できたことで新商品開発に意欲が
『経営指標の設定と運用』
住宅設備機器製造業 社歴25年 社員18名 社長58歳
特殊技術が受け入れられて、一時期は売上が安定し、事業を拡大しました。かなりの設備投資を行い、これからという時に業績が悪化し始めました。もともと技術畑の出身で、経営者としてマネジメントを意識した経営をしてこず、資金繰りに頭を悩まされる日々が続きました。
そんな時にYBC総研のセミナーに参加したことをきっかけに、資金繰りについて相談し、事業計画から銀行との交渉にいたるまですべて見直し、対応いただきました。
管理体制についても見直し、精神的な余裕もできたこともあり、新商品の開発を手掛けるまでに事業を立て直すことができ、銀行から追加融資まで受けることができました。
高額な株式贈与と親族間の紛争も回避!
先送りにしていた事業継承を実行
『事業承継対策 親族内承継』
製造設備機器卸売業/社歴30年 社員25名 創業者83歳 ご子息後継者40歳
入社している息子にいつか会社を譲るつもりでいましたが、なかなか切り出せずにいました。自社株が過去の利益の蓄積で高額になっており、息子へ株式を譲る場合の相続税・贈与税の負担が心配でした。さらに、息子に高額な株式を相続すると、他の親族へ分ける相続財産が不平等となり、親族間でのトラブルが生じる恐れがありました。どのように進めたらよいのか、悩んでいましたが、YBC総研の事業承継セミナーに参加したことをきっかけに具体的な相談をしました。
外部の専門家としてYBC総研に同席してもらい、息子と冷静に話をすることができました。そして、経営承継円滑化法の適用を受け、私の持ち株の大半を息子に低コストで譲ること、他の親族に対しては、私の退職金を充てることで相続の遺留分の調整ができることを教えていただき、親族間でのトラブルも回避できました。経営に自信の持てない息子に対して、経営者としての指導もしていただき、この問題から着手して3年目にようやく引継ぐことができました。
経営経験のない社員後継者へ
のれん分け(会社分割)の手法による事業承継を実行
高額株式を低価格で譲渡
『事業承継対策 親族外承継』
電気工事業/社歴30年 社員8名 創業者65歳 社員後継者35歳
我が社は、特殊な電気工事の安定した受注で業績を伸ばしてきました。そろそろ引退を考える年齢になり、親族に後継者候補がいないため、社員である工事責任者に会社を譲りたいと考え始めました。
しかし、社員が買い取るには自社株が高額になっていました。また、これまで経営経験のない社員が積極的に会社を引き受けてくれるのかなど、現実的な解決策が見つからないまま、不安と焦りのなかYBC総研に相談しました。YBC総研から提示された解決策は、のれん分け(会社分割)という方法でした。事業部分だけを低価格で譲渡し、のれん分け後に稼ぐ利益の中から、のれん代を分割払いすることで社員後継者と合意しました。
その後もYBC総研は会社引継ぎに生じる税の問題から経営指導、金融機関との調整に至るまで数多くの問題を解決に導いてくれました。おかげでスムーズに事業継承ができました。会社分割後には、社員後継者の頑張りもあって、順調に業績が伸びてのれん代も早期に支払い終えました。今は、事業からキッパリ退いて、第二の人生を謳歌しております。
バブル時代に発生した巨額の借入金返済が会社利益では不可能に
組織運営への転換と不要資産の売却で新規顧客開拓へ前向きに
『経営指標の設定と運用』
建築資材卸業/社歴70年 社員85名 同族会社
業績の低迷が続き、バブル時代に借りた巨額の返済が今の収益だけでは賄いきれず、経営危機に陥りました。事業を拡大したために社員も増え、身内だけで判断し続けることに限界を感じたときにYBC総研に相談をしました。
提案されたのは、意思決定可能な組織運営への転換と資産の有不要の判断。不要資産を思い切って売却するように指導されました。先代から受け継いだ資産を売却するという決断は、私たち身内だけではできなかったことです。思いを断ち切りその売却を借入金の返済に充てることができました。年間の固定費も劇的に削減し、利益が出るようになりました。
YBC総研の合理的かつ迅速な判断と指揮は、私たちにとって過去との決別と今後も会社が継続できるための、前向きな体制に切り替える大きな転換になりました。
経営診断を受けたことで社員の横領が発覚!
現場レベルまで関わっていただき精神的にも助かりました
『経営診断』
食品加工・製造/社歴30年 従業員20名 創業者60歳
売上が緩やかに下降していることから、決算書の分析をお願いしました。3期分の決算書を提出し、少し前から気になっていた月次の試算表と現金の流れが合わないことを相談しました。詳しく調べてみると、ある社員が横領しているのではないかと疑いが出ました。
長年勤めていた社員だっただけに信頼していましたが、裏切られたことのショックで混乱し、どのように対処すべきか困惑しました。社長である私が直接関わることなく、問題となる社員との面談をYBC総研がすべて引き受けてくださり、事実関係を明らかにし、その後の処理までしてくださいました。
また迅速な対応のおかげで、これ以上に損失が出ずに済みました。細かなことまで関わっていただき、助かりました。